理解なんてできない
明日は誕生日。友達が、前祝いとして大好きな中華料理屋さんに連れて行ってくれた。
去年に引き続き、餃子31個。
友達とここの店主の話になる。美味しいお店なのに、すごく流行っているわけではないし、ものすごく儲かっているわけではない。味はすごく美味しい。多分餃子の王将の10万倍美味しい。
でも毎日ウィスキーやワンカップを飲んで、必死に現実から目を背けようとしているように見える。
友達は言う「彼らは不満を含めて楽しんでいる。経済とか将来とか諸々込めて今を楽しんでいるんだよ」と。
納得した。店はボロだし、めっちゃ休みがち。本人がそれで良いなら、それで良い。他人が自分の基準で、勝手に評価することのほうがよっぽど無粋で不幸せ。
たとえ辛そうに見えても、死にそうでも他人ができることはない。マメにお店に行くことくらい。
漫画ブリーチの藍染隊長の能力「鏡花水月」は、完全催眠。催眠はかかっている本人は気づけないが故に催眠である。因みに藍染隊長はこのチート能力で、ソウルソサエティ(霊界的なところ)の転覆と支配を手中に収めそうになる(でも主人公に阻止される)。
催眠と同じように、潜在的にある欲求やトラウマってきっと分かれない。
母がこうだったとか、イジメが〜とか要因と思われるものはあるけども証明はできない。何となく不安とか、不完全感とかになって現れてくる。
理解できないかもしれないけど、少なくとも、自分だけは自分を理解することを試み続けていきたいと思う所存。