僕を考える

心の言語化の場所としてブログを書いています。

こだわりと線引き

ジョンレノンが「想像してごらん世界がひとつだったなら」とBluetoothイヤホン内で囁いている。国とか思想のこだわりで線を引くのはしんどい。世界はもっとおちゃらけてていい。僕の功績だって誰かに蹴っ飛ばされて良い。本当に素晴らしい功績があれば、違うのかも。いやよく考えたら無かったわ。「ノーベル賞が何の役に立つんだよ!!」って貶された科学者は多分え?そうなの?って純粋に驚く。

そう、おじさんが素直な顔する時って面白い。おじさんは、生きる中で最適化された役割を見出して、状況に応じてその仮面を使い分ける。と思う。上司と会話する時の顔、家族等々。その仮面の間隙を突いた時に可愛いらしい顔が見える。その顔が見たくて突然殴りかかったらどうなるんだろう。と考える。

知り合いの47歳の男性はいつもキラキラした目をしている。1人で歩いている時は3割増し。お腹は突き出てしっかりハゲている。背中もお腹も毛むくじゃら。けど可愛い。10個ほどある同じパンツと肌着のセットにはカタカナで記名。リュックも帽子もコートも全部青色。洗顔は名前が書いてある方を表面にして。拭いて拭いて、ジャブジャブジャブと3回。2セット。

直接関係ないかもしれないけど、もらった色紙は捨てる。嬉しくないわけじゃない。もう既にあなたとの思い出は僕の中で宝物になっていて、色紙にペンを使ってわざわざ書く必要が無いだけ。覚えている。

仮面とキラキラ。そんで線引き。その人のこだわりと、こだわり方があるだけで大した差じゃ無い。

とある高校生。リフトから誰かが落ちたと叫び、スキーを外して助けに向かう。きっと彼らにできることは無い。それが事実。けど、命大事。それが根本にあったのよね。ゲレンデの真ん中にスキーを放りだすのは褒められたやり方じゃない。他の人に咎められて怒り心頭の彼らは、僕の胸ぐらも掴む。僕もやり方は下手くそだと思う。けど気持ちは分かったよって言う。伝わらない。興奮してるから。

想像する。ジョンレノンが望んだ線引きの無い世界。みんなが手を繋いででいるんじゃなくて、胸がぎゅっと締まるような息が出来なくなるようなコミュニケーションは、無くなっている。想像の中だけでもそうあってほしい。