僕を考える

心の言語化の場所としてブログを書いています。

スイッチオンかオフか

昨日はフットサルの練習があった。久しぶりに楽しい練習ができた気がする。今シーズンは選手登録をしないこととしているから、気持ちがすごく楽。

ポジション争いは無いから、失敗を恐れない。おおらかになれるから周りにも優しくなれる。すごく良い。

いつかは選手復帰をしたいなと思っているけど、今はこのブログとか仕事とかを頑張りたい。そういう意味でのけじめをつけるために選手を辞めた。

あ、これって引退!?僕の長年の夢だったサッカー選手になる、はフットサルだけど選手としてプレイしたじゃんか。そっか、叶っていた。僕の夢。

 

今年からチームに入った選手が、最近女性を連れてきている。「これイジって大丈夫なの?」って聞いたら2人共「友達です!」ってアセアセしてる。

恋人でも友達でもない中間地点、収穫の日を夢見てる青いフルーツっていうやつですな。日に日に会話する距離が近くなっていっているし、話す時間も長くなっているのが手に取るようにわかって面白い。

だから、積極的に茶化すことにしている。これが付き合い始めるきっかけになれ!って思いながら。

多分その2人は付き合っても、そんなうまくいかないと思う。でも、恋をすることはすごく良い経験になるし、人を好きになる経験も嫌いになる経験も同様。すべて糧になるからどんどん付き合って振られたり振ったりすればいいと思う。

そのお付き合いで成長した2人がまた誰かと関わって良い人を作り、めぐりめぐって僕に素敵な人と巡り合う可能性をあげるから。そう、僕のために2人を茶化している。

 

昨日、練習に行く前にツタリーズで無職エスプレッソをした(TSUTAYAに併設されたタリーズエスプレッソ飲みながら本を読むこと)。

日曜日だから、いつもの静謐な良い空気は薄まっていていた。だからなのか、集中できずにいたし、何が読みたいのか全然わからないまま妻に勧められた本を読んでいた。

そうしていたら、隣に親子連れが座った。母とその友達と5歳くらい?の兄と2歳くらい?の弟。

お母さんと友達は「5月に10連休あるよね~!」なんて話して、女子会モード。兄の方は任天堂スイッチで大乱闘スマッシュブラザーズをやっていた。おお懐かしいな、って思ってちょっと見たら「やりますか?」と声をかけられた。

 

ませているというか、精神年齢が高い面白い子供だな~って思ったらお母さんが「こら邪魔しないの」って遮った。

僕は邪魔なんて思っていないし、何なら本を読むことに集中できなかったから歓迎だった。

その後もそのお兄ちゃんは、僕の方をチラチラみて「●●がすごいな~」とか「〇〇ができたから次は〇〇を作ろう!」って独り言を言っている。肌が乾燥していて「かゆっ!」って言ってる。

何か、僕は僕を投影せざるを得なかった。わかんないけど、肌がかゆいのはもっとお母さんに構って欲しいんじゃないの。ってそれって昔の僕じゃないの、放っておくの。って自問自答した。

自己完結と昔の僕、どっちを取るのってむにゃむにゃ悩んで結局、子供と遊ぶことにした。

スイッチって、2人で出来るようになっているらしくて、それでスマッシュブラザーズをやった。一回だけやろう、って言って。

やってみたら、僕が子供時代にやっていたものより数段クオリティがあがっていてキャラクターがヌルヌル動いていた。

彼は「僕強いよ!」なんて言っていたからボコられるな、って思ったけどやってみたら余裕で勝ちそうになったから途中で手加減する。そうしたらスイッチの充電が切れて終了。

子供と関わろうって決意してよかった。ちゃんと後悔しなかった。

彼が「ありがとうございました」って律儀に言って帰っていく。「じゃあね~」って言って見送りながら「強く生きろよ~」って念じておいた。

この話をチームメイトにしたら「奥さんと一緒じゃなかったら変質者ですよ!」って言われた。確かに。