僕を考える

心の言語化の場所としてブログを書いています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

りんごを沢山頂いた。とりあえずカウンターの上に置いておく。りんごの模様は目を凝らして見ると結構奇抜。派手な赤色を下敷きに薄黄色の筋模様や斑点。人が着る服に採用したら、草間彌生くらいのビックアーティストでないと似合わない。シマウマのゼブラ柄…

生きているだけで

冬がやってくる。上田市はピカピカに晴れていて、さも冬なんてありもしないかのよう。当たり前なんだけど、春が来て夏が来て秋が来た後に冬が来る。春夏秋冬よね。四季が明確な日本に産まれて30年以上経ったけど、これまで季節を感じたことが無かった。どう…

変化の一過

台風が来た。昨晩は雨が降っていたけれど、大したことない。風はそれなりに存在を主張する強さ。携帯電話から警報が何度も鳴って「警戒レベル5です」と言う。周りは静か。「冷静に避難をしてください」と言うテレビと携帯電話だけがうるさい。それらに没頭…

自明人間

上田の駅前。ロータリー添いに慎ましやかな数の店がある。地方都市は概ねこんな感じ。飲み屋数軒とスタバかタリーズ。東京の端っこでも、九州の方でもきっと同じ風景なはず。大型資本によって日本全体が均質化されてる!って批判することも出来るけど、僕は…

コピー品のコピー品

増税したらしい。タリーズでは半端な価格が目立ち、使い捨てカップに入れるからな、マグカップコスト高いからな、と宣う。それでも気の利くあの子はマグカップに入れますねと言って、並々と注がれたコーヒーを出してくれる。 万事変わっていく。いつも座る席…

合わせ鏡

僕らの父親世代の人たちが20代~30代の頃って「カッコつける」が普通だったと思う。港にあるロープをかけるビットに足を置いて、ジャケット片手にきらりと笑うイメージ。石原裕次郎。僕の父親は若かりし頃、写真を撮る時だけ二重にして映っていたらしい。祖…

心は複雑に

上田市内に新しくスターバックスが出来た。箱の様に四角い外観の周りにある植木に間接照明が当たっている。店の入り口まで行くと、外国人の喉が開いた声のジャズが流れていて、カウンターには前髪をかきあげた女性が自信たっぷりに微笑んでいる。店に入るよ…

多様性の位相

洋画を沢山観ている。レストランに入るブロンドヘアーの女性を、気の弱そうな男性がエスコートする。ドアを開けて、椅子を引く。迷いが無い動作。受ける側の女性も空気が開けてくれたかのように入っていき、当たり前のように椅子に座る。どうしようか、って…

去勢

実家にはシャガールが飾ってある。大きくない壁に「ロミオとジュリエット」。母が父と別れた時に「何でも持って行っていいよ」という言葉を真に受けて(それとも悪意でというべきか)リトグラフでも大層な値段のする魔笛と共に引っ越し屋に頼んで札幌まで運…

ダブルバインド

関節が鳴りやすい体質。右手の人差し指の第一関節は永遠にゴリゴリ言うし、肩は回すと外れそうな音がする。亜脱臼なのか疑っているけど今のところ生活に支障が無い。指は小学生の頃ドッチボールで突き指をしたのが原因かなと思っている。 関節の中にある気泡…

紐を解す

手指が固いことに気が付いた。元々左手の人差し指の付け根にガングリオンという皮膚下に出来るできものがあり、指を深く曲げると痛い。そのせいもあるけどぎゅっとつよく手を握りしめられない。指を折りたたんで小さくすることが出来ない。 ガングリオンとい…

覚悟はいつもゆるやかに

4日間ブログをさぼってみた。文章を書くということと、行動をすること。どちらも行動なのに筆を進めるのはどうしても内省が伴う。「心の言語化」はほとんど心のしんどい部分を見つめる作業で、心を静かで落ち着ける場所に物理的にも精神的にも留めておく必要…

確かめて大きくなろう

寒い。冬はまだ忍んでいていいはずなのに、足音をどたどたさせて近づいてきている。このまま冬になったとしたら長野県はロシアの仲間入りだろう。そんなはずは無いから、もう1回か2回は暑くなる。 今日は清濁併せ飲むってを考えてみた。大人の条件のひとつ…

分からない分からない

空気感ってあると思っている。その場の空気感。そこにある物や人の表情、窒素や二酸化炭素の割合、掃除されているかどうかなどを全部をひっくるめていい感じなのか悪い感じなのか判断する言葉。何となく良い、というよりも沢山の情報を処理して答えだけが頭…

東京気遣いレスポンス

起きたら体がキンキンに冷えていた。薄暗い冷蔵庫に転がっている鶏肉みたいに一晩中体勢を変えていない。ベッドの冷えているところを探してゴロゴロするのが体温の高い人で、低い人は逆らしい。 外から眩しい日差しが入ってきているのに、レースカーテンを揺…

言葉と感情

コンサドーレがまだJ2とJ1を行き来していた頃、次シーズンの抱負を語った直後に古巣へ移籍していった選手がいた。お別れと覚悟を書いた彼のブログには「強なんで」という謎の言葉。サポーターが集う掲示板では未だにイジられ続けている。ミスなのか、造語な…

みんなと同じは嫌

夜に散歩をしていて、「そういえば長野って星綺麗だったよな」と思って空を見上げた。ほぼ360度に星星星。青少年科学館で見た嘘の星空も綺麗だけど、田舎の星空はリアルで尊い。見える星に1つも星座を関連づけられないけどどうでもいい。札幌の暗さは電灯が…

言葉は伝えるためのもの

言葉について考えてみる。 伝える手段の言葉。人が人たる理由だからか本心はなかなか伝わらない。そんなことを考えている人に読んでほしい。 1.はしがき 我ながら言葉が好きで、言葉に依存している。その証左に毎日毒にも薬にもならない長文を認めては、ネッ…

命なんてもの

今日はいつもと違う感じになっちゃう。 おじさんがしんどいのをポエムにしてダラダラ書いているだけだからスルーした方が良い。 それでも読むよという人は、以下をご覧あれ。 鬱症状がひどい。朝方3時4時まで起きていて、眠るためにストロング系チューハイを…

平等・比較・違い

とある人に、心に貴賤は無いと言われた。全く同感。僕としては、僕の方が話している内容について詳しいと思っているから、教えてあげようみたいな気持ちだったんだけど、受け取る方はそうでなかったらしく、貴賤と言う言葉を言わせてしまった。自分が偉いな…

孤独について

和を以て貴しとなす、が日本人のあるべき姿だとしたら、孤独でいることはもしかすると恥ずべきことなのかもしれない。 孤独→寂しい・怖い・辛い→誰かといてもそれを埋めるための付き合いかたになって上手くいかない→埋まらない孤独、というループが簡単に起…

得意と好きについて

好きなことをやれ、とか好きなことは仕事にするな、とか色々言われている。正直言って僕もどっちが正解かなんて分からない。 ただ、得意や好きという単語では説明が足らないと思っていて、行動の根拠になるには、もっともっと言語化が必要だと思っている。 …

お金と愛

お金と愛の関係について書こうと思う。お金ってすごく大事。自尊心も、物欲も性欲もほぼなんでも満たしちゃう。 お金って元々貝殻だったらしい。物々交換の時代は、食物が腐ってしまうから、形が変わらない貝殻を媒介することで、交換がすごく便利になったら…

心の半分、体の半分

どうにも自分の心が欠けたような感覚がある。どこまで思考しても、欠落しているがゆえに辿り着かなくて、不快になる。その切り取られた心が何なのかを考える。想像でしかないけれど、それはきっと愛の不完全さであり、それに拘泥する僕自身に理由がある。 何…

不完全な愛を求める人

31歳のおじさんが、自らの体験や感情を言語化していっているこのブログ。今日も愛とは何か、その中でも愛を求めることについて書いていく。 愛したいのに愛せない。愛されたいのに愛されない。その不完全さが、不完全ゆえに魅力にもなり、それに捉われる。今…

うまく甘える方法は

僕は甘えん坊としてこの世に生を受けて、31年。未だそれが抜けきっていない。子供っぽさがかわいいとも書いてきたけど、それとは何か違う。「かわいい」が受け手を含めて成立しないのが「うまく甘えられない」。そんな風に考えている。 僕が当事者であるから…

愛は非情か

昨日に引き続き、根無し草の彼女の話。非情にならざるを得なかった僕ら。その思考回路を書いていこうと思う。 非情が愛の形であるはずがないとつい思ってしまう。けど、非情にならざるを得ない。それが今の僕の立ち位置で、突然変えられないから。大体そんな…

悲しい旅路

急に現れた女性の話。 すごく困っているという外側の状況と、すごく困っている内面の2つが本人の中で実は一致していない。当然内面が困っているから外側に影響が出ているんだと思う。 他人としては、外側を何とかするしかできなくて、内面のことに関しては…

女性はかわいい

女性のかわいさについて書く。 女性はかわいい、子供はかわいい、そんなことを色んな視点から。 どんな女性もかわいさは絶対あって、その表現の仕方が大事。視認する側は、当然受け止めるのが大事。ロジックとか、構造が分かれば怖いものは無い、はず。 1.…

ロケットマンと枯渇の恐怖と告白と

ロケットマンを観てきた。エルトンジョンの半生を描いた映画。 ロケット・マン アーティスト: エルトン・ジョン 出版社/メーカー: Universal Music LLC 発売日: 2007/03/26 メディア: MP3 ダウンロード この商品を含むブログを見る エルトンジョンは小学校の…