言葉の効用
僕は、言葉が好き。僕の母は読書家で、寝室の壁は本で埋め尽くされているし、双子の兄も本が好きで小説家になりたかったらしい。そういう家だから、言葉の使い方に厳密だった。
ら抜き言葉とか、敬語とかとにかく間違った言葉遣いはするような家でなかったと思う。(だからと言ってこのブログの文章をチェックはマジでしないでほしい。すみません)
ケンカをする時は討論をしているかのような、知性的でかつ感情的な言葉のやり合いが日々重ねられていてある意味で修業のような毎日だった。
難しい言葉の格好良さとか、この感覚にはこの表現が合うとか、ケンカの時には討論のように感情をぶつけあったり、兄弟間で色々試行錯誤したりけなし合ったりしてきた子供時代だったと思う。
だから、今でも言葉にはこだわりがすごく強い。「どういう意味で使ってるの!?」ってわかっているのにわからないふりをする、言葉の似非原理主義者みたいな振る舞いをしていたこともあった。あぁごめんみんな。
まぁという訳で言葉が好きだし、言葉に対する意味を見出す人に育ったと思う。
基本的に世の中に価値判断をすることはそんなに必要がない。加えて究極的には、言葉も世の中も僕もあなたもポッキーにも意味はそんなに無いとは思っている。
けど、「良い」が普通になったら生活水準も気分の水準もきっとあがる。
ポジティブな言葉をみんな言おうぜ!とは言わない。
それ自体は正しいと思うけど、きっとそう言われても人には響かない。
僕の能力ではこうやって沢山文字を使って説明しかできない。そんなの誰も会話では長くて聞いてくれない。だからこうしてだらだら説明を書いてる。
届け、誰かに!