僕を考える

心の言語化の場所としてブログを書いています。

ブログは良いよ

今日は4月1日。年度が替わって最初の日。元号も発表された。

今日は、ブログを書こうかーって思いながら書けずにいた。やんなきゃやんなきゃって思いながら、昼寝してタリーズ&TSUTAYAに行った。

 

昨日は、フットサルの練習があった。僕の所属しているチームは、昨年県2部(エントリーリーグ)で下から3番目。一昨年まで県1部にいたチームなのに、結構な体たらく。

僕は去年から所属していているけど、サッカー経験もないほぼ素人なのであまり試合に出られなかった。

色々考えるところがあって今シーズンは選手登録をしないことにした。というのも、まずはお金がなかったし、自分のやることに集中したいと思ったと言うと格好良いけど、要はレギュラー争いをする精神的負担を、僕のやりたいことに使いたいって思った。

だから今は、練習でゲームをやる時は登録するメンバーとは別のチーム。フットサルだけに専念出来てこれはこれで結構楽しい。

選手登録をしないのを監督が気にしてくれたのも嬉しかった。彼は彼で気にしてくれているし、その気にかけていることはあながち僕が辞める理由の一つにはなったけど、結局、僕の個人的な話であって、チームがどうとか、監督がどうとかそういうことはあんまり関係ない。というか関係あっても今は言えない。

 

僕はつい最近まで双極性障害になって薬を飲んで一日中寝ていた。具体的に言うと1月の後半くらいから、3月くらいまでずっと寝て泣いていた。無職で妻にも見放されて、親にも見放されてお金もなくてどうしようもなくなった。

 

辛くて辛くてどうしようもなかった。

長野に来てからは、色々もがきまくった。お金が欲しいってもがいたこともたくさんある。

その一つにお金を稼ぐため、という動機があった。お金を稼ぐという動機で動いてみると全然納得できない。お金が目的だからすぐお金が入らないと、もうすぐやる気がなくなる。

お金を稼ごうとして一番最初にやった失敗は、「スパイスのやしま」かもしれない。おしゃれ女子インスタ女子が、おしゃれにスパイスを使いこなして料理をする、というイメージで売り出そうと思った。

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これは、それを売り出した時にやったロゴみたいなやつ。

一眼レフを持っているので、少々おしゃれな写真は撮れたけど小さい1瓶で500円という馬鹿高い値段設定では誰も買ってくれなかった。

 

その間にもいろいろあったけど、何とか起き上がってブログを書き始められた。それは妻が最後の最後では見捨てないでいてくれたおかげでもあるし、僕が実家に戻りたいと母に伝えた時、実家には戻ってくれるなと断ってくれたからでもある。

だけど、結局は過去の自分も、今の自分も全部ひっくるめて自分で、過去に貴賤はなくて、今を生きていくしかないって思えた自分のおかげだと思っている。

 

意志薄弱の30歳が、初めて自分の力で何かをやろうとしてブログを始めた。

辛かった過去を言語化することで、それがジャンル分け、ラベル付けがされて過去の出来事の一つとなった。

過去が整理されることで、過去で今の自分で覆い隠す必要がなくなったと理解したら

、元気になった。これマジでおすすめ。

ブログじゃなくても良いと思う。紙に書いても良いし、ツイッターでも良いし、言語化できる形ならなんでも良いと思う。

 

僕の経験上、不機嫌とかなんか変な態度をとってしまうのって、体調が悪いもしくは、何かに引っ掛かって、今に集中できないでいることが多い。その要因って、過去にこんなつらいことがあったのに、何でこの目の前の人たちはわかってくれないんだ、って勝手に無意識に相手に甘えているんだと思う。

だけど、過去を整理できると、必然的に意識が現在に向かうと思う。

だって過去を振り返る必要がないから。過去の失敗をあらゆる場面で思い出して、それを他人に分かってもらおうっていう振舞をしなくて良いから。

それってすごく楽。今現在自分がどう思っているか、それを表現して生きるだけだから。

そして良い連続はまだ続く。今生きている自分に集中すると、自分が愛おしくなる。だって、過去にこだわってそれをアピールすることを辞めたら、人間関係は以前よりずっと明るくなって、会話ひとつでもうまくいく。

そうすると自分でも出来るんだっていう成功体験を積むことができる。超小さいことでも良いと言うか、なんでもポジティブに捉えられたら良いと思う。

たとえば、歩いていて、目があった人に軽く微笑むとか(ハードル高いか)、本屋で本が変な場所に置いてあったら直すとか、レジをやってくれた人にありがとうって笑顔で言うとか。

誰も苦しまないし、成功かどうかの基準は自分次第で、トライ出来たらオッケーと僕はしている。

そしてその小さな小さな成功体験は、僕の人生で初めて借り物じゃない、自己尊厳というものの存在を認識させてくれた。

 

皮を被ったダルダルの心の時は、自分が何をしたいのかわからかったけど、ようやっと見えてきた。色々あるけど、手始めにしたいと思っているのは「若くて辛い人を助ける仕事」をすること。

その手始めがこのブログ。