僕を考える

心の言語化の場所としてブログを書いています。

気絶

昨日、失神した。

朝4時に起きて、電車を自由席で乗り継いで6時間。二見浦に到着した。

 

スーパーで買い物をして、宿泊場所へ帰る途中だった。

記憶があるのは、目が覚めたら大学生くらいの男女4ー5人に囲まれて座っていたところ。大丈夫ですかと声をかけられたので、大丈夫と言って立ち上がろうとしたら動いちゃダメよと。

救急車呼んでますから、ヨダレ垂らして倒れていたんですよと。状況が掴めない僕に若人達も必死。

なんでだろうって聞いても分かるわけない。そうこうしている間に、救急車が来た。どうやって乗ったかは覚えていない。でも車内で連絡の取れる人いますか?と聞かれたので、妻の名前を出す。

そして僕の電話で妻に救急隊の人が説明をする。「旦那さんが◯◯で倒れられまして〜」という内容だったと思う。

 

僕も電話で妻に話す「心配かけてごめんね。大丈夫だから」と。

まず自分の身を案じない自分の優しさなのか女々しさなのか、わからない。その時は、僕が哀れなのに妻を気遣う、可哀想ないい人を演じて自ら泣きそうだった。

でも今となっては演出めいてキモいなと思う。

病院について、ストレッチャーで院内に運ばれて診察を受ける。てんかんはないか、前にも倒れたことはあるか等々の問診。

睡眠不足だったこと、ご飯を食べてないこと等々も伝える。一応採血と脳のCTも。

結果はほぼ異常なし。三重県とはいえ関西系なのか、皆ペラペラ喋ってカラッとしている。

関西テイストに圧倒されているのが伝わったのか「長野の方ですよね、こっちの言葉とかまだ慣れないですよね〜」とイケメンな若い男性医師が言う。

その通りだよ、と言いたかったけど患者の身なので堪える。

指と顎にできた裂傷の消毒をやっておしまい。お会計17500円也。

 

三重の地には働きに来ていた。当然雇用元の方はどうすんだ、ってなる。

今日から勤務の予定だったんだけど、一日休んでと言われる。よくよく聞くと、明日からも働けないかもね、ということらしい。三重まで来て、失神して帰るゴールデンウィーク

まぁ当然か。失神するやつ置けないよね。

僕は大丈夫だし、医者も大丈夫だと言う。でも雇用元がダメと言ったら、倒れた手前強くは言えない。あぁなんで僕は気絶した。

風邪(病院で測ったら微熱があった)と栄養不足と睡眠不足と、強い風邪と重たい荷物。そんなんで気を失うか?

 

そういえば最近、やけにちゃきちゃきしていた感じはする。朝起きて掃除して、パソコン開いて、外出して〜という具合に思考を挟まずに動いていた。

熱のせいでハイになっていたのかもしれない。道中に読んだ太宰治人間失格にアテられたのかもしれない。

 

そんなこんなで、海を見たり寝たりして一日を過ごしている。

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あぁなんで気絶したんだ、僕。